2023.1.23
ひそかに注目されている完全栄養食「たまご」
はいさい!
1月もあっという間に、半分が過ぎましたね。
お正月は美味しいご飯も多く、正月太りをした方もいらっしゃるのではないでしょうか?
太った後は運動ということで、今回は運動のお供「たまご」ついて書いていきたいと思います。
沖縄でたまごを使った料理といえば、ポーク玉子が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか?
ただ、沖縄では他にも色々な料理で玉子が入っています。
例えば、にんじんしりしり、ゴーヤチャンプルーやフーチャンプルーにも玉子は入っています。
生のままでも、加熱しても食べられる卵は、幅広い料理に活躍する万能な食材です。
そんな卵が、最近「完全栄養食」として注目を集めていることをご存知ですか?
完全栄養食とは、ヒトが健康を維持するために必要な栄養素をバランスよく含んでいる食品のことを言います。
「卵=タンパク質」のイメージが強いですが、卵に含まれる栄養素はそれだけではありません。
以下は卵に含まれている主な栄養素になります。
【タンパク質】
筋肉や血液、骨、皮膚、髪など、体をつくるために欠かせないタンパク質。
代謝を上げて痩せやすい体をつくるダイエット効果や疲労回復効果も期待できます。
【脂質】
体にとって重要なエネルギー源である脂質。
悪玉コレステロール値を低下させ、動脈硬化予防に効果のあるリノール酸やオレイン酸、レシチンなども含まれています。
【ビタミン】
脂質やタンパク質の代謝を支えるビタミンB2やB12、骨や歯を丈夫にするビタミンD、抗酸化作用で免疫力を高めるビタミンAやビタミンEなど、卵は多くのビタミンをバランスよく含んでいます。
【ミネラル】
卵に含まれる主なミネラルは、カルシウム、鉄、亜鉛、マグネシウムなど。
体を構成するだけでなく、体内の代謝や生理機能をコントロールする重要な役割を担っています。
【アミノ酸スコア】
単にタンパク質が豊富なだけでなく、タンパク質の優良性を示す「アミノ酸スコア」が100であることでも知られています。
アミノ酸スコアとは、体内で合成することのできない9種類の必須アミノ酸が、体の必要量に対してどのくらい含まれているかを0~100の数値で表したものです。
アミノ酸スコアが最高点の卵は、アミノ酸バランスに優れた質の良いタンパク質を含んでいるということ。
運動後にタンパク質を補給する食材としてピッタリ!
~~~卵に少ない栄養素~~~
主要な栄養素をほとんど含んでいる卵ですが、欠けているといわれるのがビタミンCと食物繊維です。
これらを豊富に含む野菜や果物などと組み合わせると、卵に足りない栄養を補うことができます。
ちなみに、”たまご”には、「卵」と「玉子」の二つの漢字がありますがそれぞれの意味を知っているという方は意外と少ないのではないでしょうか?
一般的に、食用のたまごは「玉子」の方を用います。一方、「卵」は孵化して育つ生き物のたまごを指します。
ただし、食材の卵に限れば、生の状態のものを一文字の「卵」、調理されたものを二文字の「玉子」とするのが一般的と言われております。
余談を挟みましたが、最後に、調理により得られる栄養素について紹介したいと思います。
▲生卵
生卵の一番のメリットは、加熱の過程で壊れたり失われたりしやすいビタミンをそのまま体に取り込めること。
ビタミンB群を効率よく摂取することができます。
▲半熟・温泉卵
消化率や栄養の吸収率が最も高い食べ方。
体に負担をかけずに栄養をすばやく吸収できるので、風邪などで胃腸が弱っているときにもおすすめです。
▲ゆで卵
茹で卵は、食あたりの心配がなく安心。
白身と黄身を混ぜずに加熱・摂取することができるので、髪の健康を保つビオチンをスムーズに吸収できるといわれています。
▲目玉焼き・卵焼き
脂溶性のビタミンA、ビタミンD、ビタミンEなどは、油と一緒に摂取することで体への吸収率がアップします。
調理に油を使う目玉焼きや卵焼きは、これらの栄養素を効率よく取り込むのに最適。生卵や茹で卵より消化されにくく、腹持ちがいいのも特徴です
※卵を食べる時間帯としておすすめなのは朝です。
そんな「完全栄養食」の卵!ハルハルおきなわでも、とっておきの卵を販売しております。
それがうるま市にあります徳森養鶏場の”くがにたまご”です。うるま市伊計島は、「黄金芋」の産地として知られています。
また、うるま市では「黄金水」と呼ばれる地下水もあり、それら地元の黄金の食材によって育まれた徳森養鶏場の鶏卵”くがにたまご”は甘みがあり、卵黄の色も鮮やかです。
※沖縄の方言では「黄金」を「くがに」と言います。
徳森養鶏場の卵を食べて、健康な身体づくりに励んで下さい!